リンク集
札幌市動物管理センター アニマルレフュージ関西 自治体保護犬猫情報ブログ Coo&わんさ の日々 オルカライブ Gon-gon's Curiosity ルビさんの「がるがる日記」 M's Style! ギャートルズのおうち 天水の櫻花楼だより。 お気に入りブログ
弥生、スコットランドはエ...madomado★お気楽日記 共生日記 道草獣医 Requiem for ... Dute 僕の毎日 ちゅっちゃん日記 From-H burnet hillの... A Slice Of... *わんだFUL日記*Ⅱ Onajiondo LIM official... ポッキー&アースとの暮らし ラヴレター いっしょに歩こ! 最新のトラックバック
カテゴリ
全体クジラのこと コンパニオンアニマル 動物 植物 自然 映画 本 食 音楽 eco つぶやき 今日のひとコマ アラスカ やっこ来道 etc… 未分類 以前の記事
2009年 04月2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 ライフログ
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ここ数日、窓の外が明るくなってくるまで夢中で読んでいた本があります。ハードカバーで、長編物ですがどんどん引き込まれていきました。
『ダミアン物語 〜神様を信じた犬』 burnethillさんのライフログを目にしたのがきっかけでした。 本の紹介文を読んで「実験犬の事が書かれてあるんだ…」と分かり購入したのですが、何となく導かれた気がしたのです。 ストーリーは、野犬として自然に適応しながら生きていたアメリカン・ピット・ブルテリアのダミアンが、ある研究者に見いだされ大学の研究材料となります。医者一族に育った心臓外科医志望の学生エリザベスが、ひょんなきっかけでダミアンと出会い、自分や周囲の人々との葛藤に苦しみながらもダミアンとの絆に突き動かされていく…という感じです。 この本は小説であり、フィクションです。しかし、とてもリアルで身近に感じる物語です。 ダミアンに携わる人間それぞれの立場での思惑も見事に表現されていると思います。 実験の内容、実験に用いる犬の扱いについても詳しく描写されています。 印象的な言葉のひとつが… 「医学の研究室ではどんなことも違法にならない。何もだ。どんなこともまかり通るし、どんなこともできる」 という一文。背筋が凍る思いでした。 しかしお勧めしたい理由は、そういう事を知って頂きたいからだけではありません。 物語の後半に出てくるピットブルをこよなく愛しているバーバラという女性の言葉によって、私が前から漠然と感じていた事柄を明確にしてくれたんです。 導かれたようにこの本に出会った理由が分かりました。 レビューを読むと、人それぞれ感じ方が微妙に異なるのだなぁ…と感じます。 ただ、この本は悲しみを誘発するだけではないし、ピットブルという犬種に限った事柄でもなく、現代医療における実験犬について、または動物愛護団体の背景などの問題定義だけをしている本でもないと私は思います。 それは衝撃的な結末と、その先を読者に委ねるような終わり方に象徴されている気がします。 Soul mate(魂の友) 犬と共に暮らしている人はそれについて改めて考え、いない人はそういう素晴らしい存在がいることを教えてくれることでしょう。 私が受け止めたメッセージは、最初に思っていたよりも深く、広い意味合いがありました。
by kworca
| 2006-06-03 02:36
| 本
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ファン申請 |
||