先日『
地球危機2008』という番組を見ました。
南極海域の最新映像、急速な砂漠化が進むアラル海とその要因、ローマ帝国の衰退に大きく影響した自然環境の変化の事など、とても興味深い内容でした。
その中で、ガラパゴス島の現状についてもやっていました。
世界自然遺産の第1号として登録されたガラパゴス島は、去年
危機遺産にも登録されているそうです。
ガラパゴス島に行った事がない私は、島は厳しく保護されていて、居住者などはごく限られた研究者達くらいなのだろうと思っていました。
しかし実際は、リゾート化された街が存在していました。
日本語も通用するということで、またもや日本人が影響しているのだと知りました。
私は、ガラパゴス島やタスマニア島というと
ノアの方舟がイメージされます。
かつて地球に起きた環境変化を乗り切り、辿り着いた動物達の方舟…
北極や南極も含め、そこは楽園だったはずなのに…
また、新たな方舟が必要なのでしょうね…
『動物園にできること―「種の方舟」のゆくえ 川端 裕人 著(文藝春秋)より』